サキソフォン吹きのオッサン@長野県長野市の茶臼山動物園
長野県長野市は茶臼山動物園というところに、サキソフォン吹きのオッサンが設置されている。動物園に彫刻?という不思議はあるものの事実として存在するのだから見に行かないわけにはいかない。
場違いなのは、動物園に唯一存在するこの彫刻にも当てはまる言葉なのかもしれない。
この茶臼山動物園は南口と北口の2つがある。彫刻だけ見て帰りたいとなると近い北口を選ぶところなのだが、事前調査を一切せすま突然やって来たものだから南口へバイクを駐車してしまった。北口であればロープウェイもあるので多少楽できたものを…
第11回長野市野外彫刻賞受賞作品
1982
驚異のバランスセンスは変わらず。実はこれが神奈川県鎌倉市大船の鎌倉芸術館にある「椅子から落ちても彼はアルトをはなさなかった」に繋がっていくとすると後付けにしても相当編み込まれたストーリーと言えないだろうか。
何を演奏してるのだろう。
赤ちゃんから幼稚園児、小学生を含む家族連れ、デートを楽しむ若いカップル。そのなかをシングルのバイクウェアを着込んだ場違いなやつが紛れ込んでいくのである。目立って仕方がない。



黒川晃彦「柱にもたれてアルトを吹けば……」
1983年10月
そういえば、長野県上田市にある美ヶ原高原美術館にも同様の作品が展示されているが、どうやら双子なのかもしれない。

Akikico Crokawa


なお、この彫刻を見るためには茶臼山動物園への入園料(600円)が必要である。北口から来る場合はロープウェイに乗れるがこれには片道100円かかる。南口の場合は彫刻まで歩く距離が長い。
36°35'11.0"N 138°07'01.0"E
☆メモ
「銭湯・奥の細道 (東北の銭湯巡り)」:http://1010meguri.blog.fc2.com/blog-entry-98.html (黒川晃彦氏の銅像設置場所をマッピングされ、数々の作品を訪問されてる先達の方)
長野県長野市 茶臼山動物園 公式ホームページ
http://www.chausuyama.com/
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