サキソフォン吹きのオッサン@岩手県水沢市JR水沢駅西口駅前通り
岩手県奥州市水沢駅西口駅前通りにあるサキソフォン吹きのオッサン。東京都港区芝浦にあるリバーサイドトリオにも似たのメンツなのだが... 微妙に違っている。
場所:39°08'26.1"N 141°08'34.6"E
https://goo.gl/maps/JXnnHZuzkGvLY6Uf7
サックスおじさん、横笛の女性、トランペット吹きのオジサンの構成。
サックスのおじさん。
A.Crokawa
横笛の女性。ベストにミニスカート、帽子を被っている。
A.Crokawa
トランペット吹きのオジサン。細身マッチョ。
A.Crokawa
この彫刻の撮影を始めて困ったことが一つ。
製作年、タイトルいずれも不明。正確には特定不可能で銘板がなく、といって彫刻そのものに製作年が刻まれているわけでもないのだ。
サキソフォン吹きのオッサンの足元に何かがはめられそうな枠があったとしてもそれがヒントになるわけでもなく。謎。
秋田県横手市秋田ふるさと村近くの秋田県立近代美術館にあるフラワーソングのように別の場所に地図の形で示されているわけでもない。
あと気になる空き地。ここにかつて建っていた物の所有者の趣味なのかそこら辺はよくわからない。
---
この空き地について深堀してみる。
住所は、岩手県奥州市水沢寺小路5番地2。(2006年に市町村合併により岩手県水沢市寺小路5番地2から変更)
https://ameblo.jp/iwamasam/entry-11981333449.html (多趣味・・・徒然 - 我が町水沢の空!)
写真こそ無いのですが、この頁にはこのような記述(引用1)があります。
--- 引用1ここから ---
「Maple(メイプル)」 横町・駅前通・大町の旧商店街の中心に建つ商業施設(旧ジャスコ)
むかしは市内に、老舗「マルサン」・駅前には「三春屋(後のダイエー)」「マルカン」が
駅通りには「ダイコー」、そして「メイプル」とデパートが5店舗もあった商都水沢
思いおこせば駅前には県庁所在地の盛岡に続いての「スクランブル交差点」もありました
・・・・・・・・・・・・・・・・・・バブル崩壊前までは・・・・・・・・・・・・・・・・・
今では休日も人通りのないシャッター通りとなっています
--- 引用1ここまで ---
バブル崩壊前はマルサンデパートが建っていたと考えられる。
また、この方はこの彫刻の集団について 2014-12-11 13:47:18 のポストでリバーサイド・トリオに似ていることについて記述している。(オッサン、酔っぱらいに負けたんか…)→ https://ameblo.jp/iwamasam/entry-11963280721.html
https://riven1990.exblog.jp/26924574/ (PhotoStudio reminiscence山形松坂屋 - 岩手県水沢市マルサンデパート)
衣料品店のスガハラ以前に建っていたと思われるマルサンデパートのようだ。サキソフォン吹きのオッサンズはいない。また、アーケードやバス停は作られていない事が確認できる。年代は特定不能とのこと。
2021年10月03日(日)追記
→マルサンデパートはスガハラのとなりにあるので、"衣料品店のスガハラ以前に建っていたと思われるマルサンデパートのようだ"は誤り。
http://www.rnac.ne.jp/~hidenori/20-shashin.files/mizufuukei.htm (ようこそ二十昭会へ 水沢の風景)
この頁の更新時刻は 2008/8/14 18:30:20 JST なのだが、コメント"旧マルサンデパート跡"をみてみると写真左下部にサキソフォン吹きのオッサンとかろうじて横笛の女性が確認できる。
http://blog.livedoor.jp/townphoto/archives/51824379.html (TOWN PHOTO - 水沢(奥州)●水沢駅通り界隈 )
2012年04月30日にポストされたブログ。13枚目の写真(コメントでは「衣料品店のスガハラ付近」)にきっちり三人衆が写っている。たこ焼き屋台の右。
http://renteruhide0506.sitemix.jp/tiyo014o33s.html
上記のサイトによれば2013年6月24日時点ではスガハラの建物は残っている。
http://maple06.com/archives/city/post_102.html (Maple - 生活交流館メイプル)
2014年7月5日(土)の時点では 水沢駅通り スガハラ跡地となっているのでこの時点で建物は解体されている。
2021年10月03日(日)追記
→下記のツイートによるとスガハラの横にマルサンデパートがある。マルサンデパートは2021年時点ではみずさわ北ホテルである。
https://twitter.com/mizusawajari/status/1432596262835027972?s=19
oyanpon/status/1432600809758355457?s=20 →返信によると、マルサンデパートは今のホテル(みずさわ北ホテル)、その隣にスガハラがあった言う記述がある。
https://twitter.com/oyanpon/status/1432600809758355457?s=20
2021年10月03日(日)追記
→2013年3月30日にスガハラ営業中断のツイート
https://twitter.com/kaiju_boosko/status/317988183709204481?s=19
2021年10月03日(日)追記
→胆江日日新聞社の報道によると60年余りの老舗スガハラ営業中断を知らせるツイートあり。ただし元記事は削除済み「揺れる 水沢中心市街地 スガハラ営業中断へ 相次ぐ大型店進出 店舗耐震補強も重荷に(創業60年余り老舗衣料品店) - 胆江日日新聞社」
つまり、衣料品のスガハラの運営組織は少なくとも1953年頃には存在していたことになる。
https://twitter.com/kinginsunago/status/317858897333477376?s=19
なお、特に頁は載せないが、スガハラという衣料品店の後を有限会社スガハラという会社法人が2015年10月05日にこの住所で法人登録を行っており、2018年4月2日に所在地変更(地名変更対応)を行った後、2021年7月6日に別の場所へ更に所在地を変更したようだ。また、東横インが立てられる予定もあったとのこと。しかしルートインが別地で先に進出し諦めたらしい(まちBBS 2014/05/31 13:06:20, 2014/05/31 15:43:22)。
少なからずこの地では、マルサンデパート(おそらく1995年までに解体)→スガハラ(竣工年不明、解体)→空き地(2014年頃)という経緯を辿ったこととなる。となると、この彫刻を設置したのはスガハラ衣料品店の関係者の方なのかもしれない。
2021年10月03日(日)追記
→この記述は誤り。マルサンデパートとスガハラは別の場所。
---
続けて、彫刻の特徴から製作年を推測してみる。
まず、サックスのおじさん。
シャッポ帽にトランペット、オッサンといいつつ若さを感じるのだが、似ているのは「晴朗な日(1991)」「イチガオ・スウィング(1991)」「リバーサイド・トリオ(1992)」「椅子から落ちても彼はアルトをはなさなかった(1993)」「Rondo(1995)」だろう。
続けて、チョッキとスカートの横笛の女性 。
これはそのものなんじゃないかというのが「Rondo(1995)」として愛知県碧南市鶴見町の路上で立っている。リバーサイド・トリオ(1992)ではワンピースに近い服装なのでパーツの入れ替えがあったのかもしれない。
最後にトランペットの男性。
「リバーサイド ・トリオ(1992)」「トランペットを吹く人(1995年設置)」
それぞれの西暦だけのものは彫刻に刻まれたもの、設置と記載したものは銘板のものなので、1991〜1996年といえる。
☆メモ
「銭湯・奥の細道 (東北の銭湯巡り)」:http://1010meguri.blog.fc2.com/blog-entry-98.html (黒川晃彦氏の銅像設置場所をマッピングされ、数々の作品を訪問されてる先達の方)
このブログの作者が訪問した場所のまとめ
https://gnshy.blogspot.com/2020/11/blog-post_74.html
場所:39°08'26.1"N 141°08'34.6"E
https://goo.gl/maps/JXnnHZuzkGvLY6Uf7








製作年、タイトルいずれも不明。正確には特定不可能で銘板がなく、といって彫刻そのものに製作年が刻まれているわけでもないのだ。



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この空き地について深堀してみる。
住所は、岩手県奥州市水沢寺小路5番地2。(2006年に市町村合併により岩手県水沢市寺小路5番地2から変更)
https://ameblo.jp/iwamasam/entry-11981333449.html (多趣味・・・徒然 - 我が町水沢の空!)
写真こそ無いのですが、この頁にはこのような記述(引用1)があります。
--- 引用1ここから ---
「Maple(メイプル)」 横町・駅前通・大町の旧商店街の中心に建つ商業施設(旧ジャスコ)
むかしは市内に、老舗「マルサン」・駅前には「三春屋(後のダイエー)」「マルカン」が
駅通りには「ダイコー」、そして「メイプル」とデパートが5店舗もあった商都水沢
思いおこせば駅前には県庁所在地の盛岡に続いての「スクランブル交差点」もありました
・・・・・・・・・・・・・・・・・・バブル崩壊前までは・・・・・・・・・・・・・・・・・
今では休日も人通りのないシャッター通りとなっています
--- 引用1ここまで ---
また、この方はこの彫刻の集団について 2014-12-11 13:47:18 のポストでリバーサイド・トリオに似ていることについて記述している。(オッサン、酔っぱらいに負けたんか…)→ https://ameblo.jp/iwamasam/entry-11963280721.html
https://riven1990.exblog.jp/26924574/ (PhotoStudio reminiscence山形松坂屋 - 岩手県水沢市マルサンデパート)
2021年10月03日(日)追記
→マルサンデパートはスガハラのとなりにあるので、"衣料品店のスガハラ以前に建っていたと思われるマルサンデパートのようだ"は誤り。
http://www.rnac.ne.jp/~hidenori/20-shashin.files/mizufuukei.htm (ようこそ二十昭会へ 水沢の風景)
この頁の更新時刻は 2008/8/14 18:30:20 JST なのだが、コメント"旧マルサンデパート跡"をみてみると写真左下部にサキソフォン吹きのオッサンとかろうじて横笛の女性が確認できる。
http://blog.livedoor.jp/townphoto/archives/51824379.html (TOWN PHOTO - 水沢(奥州)●水沢駅通り界隈 )
2012年04月30日にポストされたブログ。13枚目の写真(コメントでは「衣料品店のスガハラ付近」)にきっちり三人衆が写っている。たこ焼き屋台の右。
http://renteruhide0506.sitemix.jp/tiyo014o33s.html
上記のサイトによれば2013年6月24日時点ではスガハラの建物は残っている。
http://maple06.com/archives/city/post_102.html (Maple - 生活交流館メイプル)
2014年7月5日(土)の時点では 水沢駅通り スガハラ跡地となっているのでこの時点で建物は解体されている。
2021年10月03日(日)追記
→下記のツイートによるとスガハラの横にマルサンデパートがある。マルサンデパートは2021年時点ではみずさわ北ホテルである。
https://twitter.com/mizusawajari/status/1432596262835027972?s=19
oyanpon/status/1432600809758355457?s=20 →返信によると、マルサンデパートは今のホテル(みずさわ北ホテル)、その隣にスガハラがあった言う記述がある。
https://twitter.com/oyanpon/status/1432600809758355457?s=20
2021年10月03日(日)追記
→2013年3月30日にスガハラ営業中断のツイート
https://twitter.com/kaiju_boosko/status/317988183709204481?s=19
2021年10月03日(日)追記
→胆江日日新聞社の報道によると60年余りの老舗スガハラ営業中断を知らせるツイートあり。ただし元記事は削除済み「揺れる 水沢中心市街地 スガハラ営業中断へ 相次ぐ大型店進出 店舗耐震補強も重荷に(創業60年余り老舗衣料品店) - 胆江日日新聞社」
つまり、衣料品のスガハラの運営組織は少なくとも1953年頃には存在していたことになる。
https://twitter.com/kinginsunago/status/317858897333477376?s=19
なお、特に頁は載せないが、スガハラという衣料品店の後を有限会社スガハラという会社法人が2015年10月05日にこの住所で法人登録を行っており、2018年4月2日に所在地変更(地名変更対応)を行った後、2021年7月6日に別の場所へ更に所在地を変更したようだ。また、東横インが立てられる予定もあったとのこと。しかしルートインが別地で先に進出し諦めたらしい(まちBBS 2014/05/31 13:06:20, 2014/05/31 15:43:22)。
少なからずこの地では、
2021年10月03日(日)追記
→この記述は誤り。マルサンデパートとスガハラは別の場所。
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続けて、彫刻の特徴から製作年を推測してみる。
まず、サックスのおじさん。
シャッポ帽にトランペット、オッサンといいつつ若さを感じるのだが、似ているのは「晴朗な日(1991)」「イチガオ・スウィング(1991)」「リバーサイド・トリオ(1992)」「椅子から落ちても彼はアルトをはなさなかった(1993)」「Rondo(1995)」だろう。
続けて、チョッキとスカートの横笛の女性 。
これはそのものなんじゃないかというのが「Rondo(1995)」として愛知県碧南市鶴見町の路上で立っている。リバーサイド・トリオ(1992)ではワンピースに近い服装なのでパーツの入れ替えがあったのかもしれない。
最後にトランペットの男性。
「リバーサイド ・トリオ(1992)」「トランペットを吹く人(1995年設置)」
それぞれの西暦だけのものは彫刻に刻まれたもの、設置と記載したものは銘板のものなので、1991〜1996年といえる。
☆メモ
「銭湯・奥の細道 (東北の銭湯巡り)」:http://1010meguri.blog.fc2.com/blog-entry-98.html (黒川晃彦氏の銅像設置場所をマッピングされ、数々の作品を訪問されてる先達の方)
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