スパイス補給@マジックスパイス下北沢

スパイス補給にマジックスパイス下北沢店。

この系列に通い始めてもう二年めになるんだろうか。初めてとある道民に連れられて札幌本店でチキン+チキンベース+涅槃を戴いてから、虚空を目指すようになり、そして札幌本店、名古屋大須、東京下北沢、大阪なにわと全四店舗回った。
最寄りのマジスパは下北沢なので必要な場合は下北沢に行くことが多い。自分がある程度予定が立てられる旅であればほぼ必ず立ち寄るほどのスープカレー屋だ。


基本のオーダーの順は、①主の具材、②スープのベース、③辛さ、④トッピング、⑤サイドメニューの順となる。
①主となる具材はチキン、ポーク角煮、ハンバーグ、ビーフ、モモ(ネパール餃子)、キーマビーンなどから選ぶ(上の写真はクリックすることで拡大できるので詳しくは中央下部参照)が、これは店ごとに特徴があるのでそこはノリと勢いと店員にアドバイスを求めることでなんとかなる。迷ったらとりあえずチキンだろう(一番安いし食べごたえがある)。
②スープはチキンとトマトの二つから選べるが、その時必要な元気で選べばいいだろう。甲乙つけがたい。
そこから覚醒-瞑想-悶絶-涅槃-極楽-天空-虚空 の③辛さ(右に行くほど辛さ、コク、使用食材が増える)を選んでいく。このマジックスパイスのことを歌ったJAM Projectの某曲の歌詞にあるように虚空の先に水瓶座が見えることもあるらしいが私は見たことがない。実際、虚空の後ろに50や100などの数値がついていることが多いがそれが水瓶座とどう関係あるかは不明だ。
また、④トッピングはこれは何回か来て色々試すのがいいと思う。初回ならむしろなにもトッピングしない方がいい。品揃えは店舗によりけりだがほとんどのトッピングはスープの味にそれほど影響しない。ただしやアラヨットナット(納豆)は味破壊に繋がる恐れがあり好みだろう。⑤サイドメニューは涅槃以上の辛さにトライするなら泰山ピクルスとラッシーはあった方が安全。

店員が時々言う謎の言葉はタイ語から来ている模様。(そもそもチキンベースの大元、ソトアヤム自体がタイ語)これも何度か通えばすぐ覚えられると思う。


今回は下記の通り。
スープカレーは①キーマビーン + ②トマトベース + ③虚空 + ④麻の実x2 + ④CBD(MCT OIL) x2 + ④ロールキャベツx1
サイドメニューは⑤泰山ピクルスと⑤ヘンプラッシー。途中から麻炭コーヒーも追加。
完全に大麻(おおあさ)シフト。許可なく栽培したり花穂や葉を使って何かする、有名どころでは乾燥させて粉末にして炙りながら吸うのはダメだが、茎や種子であれば調理して食べるのはOK、そう言う一面を持つ大麻なのだが、北海道では自生しているという(採って食べるよりは加工したりそのまま焼き捨てたりする話を聴くことが多い)。元々栄養価は高いので特にこだわりがなければ麻の実はオススメ。CBDは今回期間限定だったので適当に追加した。これも茎や種子から抽出した大麻由来のものだという。
泰山ピクルス(たいざんピクルス)は、どんな辛さを選んでその辛さに耐えられなくなっても一時的に口のなかをクリアにできる一品なので、自信がなければ同時に頼んでおくといいだろう。ほぼ最速ででてくるためにお通しがわりに最初に全て食べてしまうと泣きを見る。



途中から追加した麻炭コーヒー。飲んだときに舌に残るコーヒーの粉の感覚も含め、結構好き。
同行者に薦めると思ったより美味しいといい、翌日トイレとお友達になった報告が来る。だが確かにスッキリするとも言うので翌日日程に余裕があれば飲んでみるのがよろしいかと。

MCTオイルとココナッツギー(グラスフェットバター)を加えているという。テカりはバターか? 個人的にはスープカレーと一緒に頼んで熱々から温くなった状態に変わりつつあるときが飲みごろ。残念なことにネコジタ。


カレーといいつつガラムマサラ感が全く感じられないので、スーパーで売られているようかカレーという先入観を持っている場合は、これはスープカレーなのか?と疑問符が付くかもしれない。人によっては薬膳だと評価されることもある。
私はカレーとスープカレーとマジックスパイスは別物、だがこれはあり、という判定だった。(ちなみに私はガラムマサラ感のあるスープカレーはほとんど食べないが、ガラムマサラ感のあるスープカレーをいただくときは花椒があれば追加していることが多い)

ラーメンは一年おきでもいいけど、マジスパは月一欲しい。
ぶっちゃけ一日一食マジスパが良いんだが、好みのまま気分のままにトッピングすると間違いなく4000円を超えるので、お財布的にはあまり優しくはない。しかし4000円分の価値は感じる。ちなみにチキン+チキンベース+涅槃で1500円程度。最安値の覚醒なら1200円まで落とせるが、人によってはただの野菜スープになりかねないのでやっぱり涅槃までは必要だろう。(覚醒でもスパイスは入っているので、念のため)


見れば見るほど怪しげなレストランではあるが、日常にある非日常の空間を体感できる、そういうノリをあえて楽しむ感覚があると楽しい場所かもしれない。



☆メモ
マジックスパイスホームページ
http://www.magicspice.net/
マジックスパイスホームページ内の下北沢店の店舗情報
http://www.magicspice.net/2013shop/2013tokyo/index.html
Magical Mystery Spice 〜マジスパのテーマ〜/JAM Project
https://www.youtube.com/watch?v=EodzVFdKpPg
虚空戦士マジスパイダー(LIVE)/風雅なおと
https://www.youtube.com/watch?v=421A_qhf1kU

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