JR赤羽駅プラットホーム3・4番線大江戸そば

JR高崎線や上野東京ラインが止まるJR赤羽駅の3番線と4番線に駅そば屋がある。

前から相当気になってはいたものの、何かしら時間が合わなかったり別のプラットホームにいたりしてすれ違いを繰り返したのだが、電車の乗り遅れや乗り換え間違いを繰り返した結果、たまたま開いている時間に出会うことができた。


チャーシューメン510円。チャーシューがないと410円の中華そばになるが、駅そば品質ゆえに100円の差とはチャーシューの枚数ぐらいだ。何度も来ることを考えれば今回はノーマル中華そば、次はチャーシュー追加みたいなことはできるが、次はわからないので欲を優先したチャーシューメンを選んだ。


駅そばは味や見映えは期待できない。もちろん漏れなくJR赤羽駅PF3,4番線の大江戸そばもその通りである。
まさに期待通り。ブタメンよりは味気があるが、凝った町中華よりはチープと言ったスープに、コシが残る程度にゆでられた縮れ麺が良い空気を醸し出す。そう、私はこの中華そばが好きだ。


水は自分でやれ、蓮華も箸もそこにあるから勝手に取ってけ、調味料はそこにあるだけ用意しておいた好きに使え、そして店員と客の間にある微妙な空気、これが大切。

JR赤羽駅は改札階に見映えと味で攻めるそばいちという蕎麦屋もあるが、気に入るのは間違いなくこっちだ。


駅そばのお話や新商品の情報などが更新されるウェブサイトの広告。先に知って良いことがあるとすれば、その駅には駅そばがあるぐらいで、あとは旨かろう不味かろう食べてみてのお楽しみだと思うので、私は見ない。良い意味で期待しないほうがガッカリしなくて済むからだ。


次はいつ来るだろうか。もうないかもしれない。

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