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uim-mozcのメモ

FreeBSDでuim-mozcを使い始めてしばらく立ちますが、デスクトップで使用していると日本語が入力できないなどのトラブルがたまにあります。通常使用状態の設定に内容と、トラブル対応内容をメモ代わりに記載するものです。 1. FreeBSDとuim-mozcのインストール '# pkg install ja-uim-mozc uim-gtk3 uim-qt5 ・・・X Window Systemの起動を前提に上記をpkgインストールします。gtk3とかqt5とかは時によって異なりますし、どっちが必要不要の話はこの際置いておきます。 '$ vi ~/.xinitrc #!/bin/sh export XIM="uim" export GTK_IM_MODULE="xim" export QT_IM_MODULE="uim" export XMODIFIERS="@im=uim" /usr/local/bin/mozc_server start sleep 6 uim-xim & uim-toolbar-gtk3-systray ・・・使用するユーザのHOMEディレクトリ .xinitrcファイルに上記設定を行い、Xの再立ち上げを行います。 2. トラブルと対応例「Firefox-ESRが60系と比較して68系の起動が遅くなった」  セーフモードで起動してリフレッシュを行ったにも関わらず、Firefox-ESRを立ち上げに今までより数倍も時間がかかる場合、uim-mozcが関わっている場合があります。例えば、ターミナルでfirefoxコマンドを実行したときにprotobufのエラーメッセージが出る場合、以下の方法で解決できる場合があります。   1. ~/.xinitrcに下記の反映を行う。     ・環境変数GTK_IM_MODULEの設定値をximに変更する。     ・環境変数QT_IM_MODULEの設定値をximに変更する。   2. Xを再立ち上げする。     ・Xの再立ち上げができれば、他の方法でも構わない。         ・単純に改善確認するだけであれば、env GTK_IM...

BIOSTAR A10N-FX8800 (V6.0)にFreeBSD 12.0-RELEASE/amd64をインストール

※元々の記事は2019/10/19にFreeBSD 12.0-RELEASEをインストールし、その結果について記載したものでしたが、1年経過後のFreeBSD 12.2-RELEASEでは機能が改善しています。その件については記事内に都度、追記していきます。 1. メモ ・2019年09月RyzenがSocket939以来のIntelをボッコボコにしているAMD全盛期にあえてBulldozer系のExcavator(エクスカベーター、初出2015年)を選択する。M/B自体密林価格で10,000円ぐらいだったし、メモリ8G+8G 二枚構成を合わせても密林価格20,000円割ってたし、Mini-ITXケースも電源も余ってたので久しぶりのAMD、欲しかったBulldozer系だしRyzenよりは枯れてるだろうし、CPUはノートPC向けだからなんとかなるかなーと思ったらこのザマだよ・・・(後述) ・Bulldozerアーキテクチャは1-core 2-threadsではなく 2-core 2-threadsだが、FreeBSDではHyper Threading技術と同等に見られている。(AMD的にはHyper Transportなんだけど、そこは置いといて) ・本M/BとFreeBSD 12.0-RELEASE-p10ではUSB3.1 Gen2は使い物にならない。BIOS/UEFIをいじってもPCI-EにルネサスチップのUSB 3.0拡張ボードを挿してもなぜか不安定。しかたがないのでASMedia 1061チップの載ったポートマルチプライヤの拡張ボードを密林価格6,000円で買って取り付けたところまともに動いたのでこれでいいや的な。つながってるディスクもSATA2だし速度面ではどうってことない。なお、USB2.0は通常通り使える。 →さすがに12.2-RELEASE時点においては使用可能な状態にある。USB2.0も使用可能なので最新のFreeBSDを使用すればUSB3.1 Gen2が使えないという事態にはならないはず。 ・BIOS/UEFI設定画面ではCPU温度が何もしなくても80℃まで上がっていくエコを意識させる仕様。BIOSTARではすでにV6.1がリリースされているっぽく、若干お求めやすい価格ということで、このM/Bの立ち位置がお察し状態。しかもその原因はどうも...