JR赤羽駅プラットホーム3・4番線大江戸そば

JR高崎線や上野東京ラインが止まるJR赤羽駅の3番線と4番線に駅そば屋がある。

前から相当気になってはいたものの、何かしら時間が合わなかったり別のプラットホームにいたりしてすれ違いを繰り返したのだが、電車の乗り遅れや乗り換え間違いを繰り返した結果、たまたま開いている時間に出会うことができた。


チャーシューメン510円。チャーシューがないと410円の中華そばになるが、駅そば品質ゆえに100円の差とはチャーシューの枚数ぐらいだ。何度も来ることを考えれば今回はノーマル中華そば、次はチャーシュー追加みたいなことはできるが、次はわからないので欲を優先したチャーシューメンを選んだ。


駅そばは味や見映えは期待できない。もちろん漏れなくJR赤羽駅PF3,4番線の大江戸そばもその通りである。
まさに期待通り。ブタメンよりは味気があるが、凝った町中華よりはチープと言ったスープに、コシが残る程度にゆでられた縮れ麺が良い空気を醸し出す。そう、私はこの中華そばが好きだ。


水は自分でやれ、蓮華も箸もそこにあるから勝手に取ってけ、調味料はそこにあるだけ用意しておいた好きに使え、そして店員と客の間にある微妙な空気、これが大切。

JR赤羽駅は改札階に見映えと味で攻めるそばいちという蕎麦屋もあるが、気に入るのは間違いなくこっちだ。


駅そばのお話や新商品の情報などが更新されるウェブサイトの広告。先に知って良いことがあるとすれば、その駅には駅そばがあるぐらいで、あとは旨かろう不味かろう食べてみてのお楽しみだと思うので、私は見ない。良い意味で期待しないほうがガッカリしなくて済むからだ。


次はいつ来るだろうか。もうないかもしれない。

FreeBSD@bluetooth音声オーディオ

FreeBSDでbluetoothを使う話は細々と色々やってたことはあるのだが、安定性を気にしてあまり使ってこなかった。値段もある程度安くなってきたことからまずはオーディオの方を使ってみることにした。

あきばお〜で買ってきたbluetoothのレシーバー(イヤホン側、音声を再生する方)900円。そろそろPCから有線で伸ばすのも辛くなってきたし、たまたま店舗内を歩いていたらそれなり価格だったのでいいかなあと。バッテリー内蔵(55mAh)でフル充電で連続再生で3時間持つという。家の中で使うなら十分に活躍してくれそうだ。
 
物の大きさも一昔のmp3プレイヤーに近く、ポケットに突っ込んどいても問題なさそうなボタン配置。HFPプロファイル、A2DPプロファイル対応だが、音声出力はモノラル。値段相応…
電波法に○指立てていく姿勢なら、ダイソーでbluetoothイヤホンと延長用イヤホンジャックを繋げてしまえば同じことができてしまうだろう。

充電しながら繋げるスタイル。個人的には不満のあるmicroUSBコネクターだったので、バイクで使っていた電源だけを供給するマグネットケーブルを使う。充電するだけであればマグネットで着脱するのが極めて楽。これがあると取り外しでmicroUSBのコネクターがゆるゆるになることがなくなるので、もうずっと差しっぱなしだろう。


安心の技適マークは 208-200129。
Model No.: HRN-525
でも青地のBはないヤツ。お金を積まなければマークは付けられないのだ。



でだ。
これをFreeBSDで使えるようにしないといけないのだが、結構事だった。

まず、このhrn bluetooth receiver(以後、HRN-525)を接続するには、FreeBSD側にBluetooth送信機が必要である。こちらはぜひbluetoothの認証のあるもの(青いBのマーク)を使用したいところ。これはノートPCなら内部に仕込まれているかもしれないし、デスクトップなら新たにUSBドングルタイプを買い増さないと行けないかもしれない。

今回はUSBドングルタイプのものを買っておいてあったので、これを使うことにした。
 FreeBSD 13.0-RELEASE-p3では差し込むことでubt0として認識される。(かつてng_ubt.koやnetgraph.koをkldloadする必要があったが、現在はkernel組み込み済みの模様)
GUIが上がっていたら/var/log/messageやdmesgコマンドで確認するといいだろう。


早速HRN-525とペアリングしていきたいところだが、送信側となるFreeBSDにも準備が必要なので、ちゃっちゃとやっていく。
 
まずは pkgコマンドでaudio/virtual_ossをインストール。
root# pkg install virtual_oss

/boot/loader.confにcuse_load="YES"を追加し、kldloadコマンドもかけておく。
root# kldload cuse
 
続けてデーモンの起動。
FreeBSDでbluetooth実装当初では/etc/bluetooth start ubt0 みたいなコマンドが必要とあったが、今はいらないっぽい。sysrcコマンドは/etc/rc.confに設定の有効化無効化を描き込むコマンド。私は何のために入れているか頭では覚えない主義なので、お好きなviを使ってコメント含め書いておくのだが、めんどくさいのでここではコマンドでかく方法を紹介しておく。
root# sysrc sdpd_enable=yes
root# sysrc hcsecd_enable=yes 
root# service sdpd restart
root# service hcsecd restart


それでは、HRN-525のBluetoothアドレスをば…
説明書にも書いてないので適当にやってしまおう。
まず、HRN-525の電源を入れずに下記のコマンドを叩き込む。
root# hccontrol -n ubt0hci inquiry
 
このコマンドはFreeBSD側のbluetoothデバイス周辺でbluetoothの電波を放っているデバイスをサーチするものだ。 とりあえず出力されたbluetoothアドレスを全てメモっておく。
ちなみにbluetoothはMACアドレスのように16進数48ビットで記載されている。意味がわからなければ:もしくは-で2文字づつに区切られた文字列と覚えておけばいい。

続けてHRN-525の電源を入れる。こういうのはだいたい長押しで電源が入る。
お行儀のいいbluetoothレシーバーの場合、イヤホンで聴ける状態にしておくとpower on!と喋ってくれる。今回のHRN-525はそうではなかったようだ。
root# hccontrol -n ubt0hci inquiry
もう一度上記のコマンドを投入してbluetoothアドレスと比較する。
そして前のコマンドの結果と一致せず、これだろうというものを見つけたら更に念押しの確認をする。
root # hccontrol -n ubt0hci remote_name_request <たぶんこれだろうというbluetoothアドレス>
BD_ADDR: <たぶんこれだろうというbluetoothアドレス>
Name: Bluetooth music
ここで出力されるNameの値は流石にどこかしらに書いてあるはずなので、一応確認が取れるだろう。
 
ほとんどのbluetoothオーディオデバイスは気が短く2分程度でpower offなどと音声を流して電源OFFになってしまうので、ちょっとした工夫をする。
root# l2ping -a <たぶんこれだろうというbluetoothアドレス>
TCP/IPのpingコマンドを叩いたことがあれば、あれそのものbluetooth版と捉えていただければ全然問題ない。これをしている間は少なくとも自律でpower offになることはまずない。
このまま bluetoothデバイスとコネクションを張りに行ってもいいのだが、FreeBSDにも情報を覚えてもらうために2つファイルを編集する。

まず、bluetoothデバイスのアドレスを毎回調べるのが面倒だから適当な名前を付けて覚えやすくしておく。
root# vi /etc/bluetooth/hosts
 <たぶんこれだろうというbluetoothアドレス> headset
多少英語が読め、記載例が識別できるなら書くのは簡単。

続けて、bluetoothデバイスの接続設定を描き込む。
root# vi /etc/bluetooth/hcsecd.conf 
device {
    bdaddr    <たぶんこれだろうというbluetoothアドレス>;
    name    "headset";
    key    nokey;
    pin    nopin;
}
他の記載例も4つほどあるのでなんとなくみればどうかけばいいのかは分かると思う。
keyやpinはさすがにbluetoothデバイスの説明書に書いてあるはずなのだが、書いていない場合は上記のようにnokey、nopinで試すことになる。
 
 
後は設定を有効にするためにhcsecdデーモンを再起動しておく。
root# service hcsecd restart
 
それでは、実際にコネクションを行っていく。
 root# hccontrol -n ubthci create_connection headset
<たぶんこれだろうというbluetoothアドレス>を使わずにheadsetを使うのはhostsファイルに記載したのでコマンド側で読み替えてくれるため。これを書かない場合はbluetoothアドレスで書くようになる。
 
上記のコマンドで接続できたら下記のコマンドで接続状態にあるか確認しておく。もし違う内容が出るようならbluetoothデバイスの電源が切れていないか確認する。
root# hccontrol -n ubt0hci read_connection_list
Remote BD_ADDR    Handle Type Mode Role Encrypt Pending Queue State
headset               71  ACL    0 MAST    NONE       2     0 OPEN

 もう少し気の利いたデバイスであれば、疎通する信号を暗号化できるのだが、今回は音楽が流れているだけなので気にしない。
root# hccontrol -n ubt0hci write_encryption_mode (0|1|2)
 
これでFreeBSDとbluetoothデバイスで信号が疎通できる状態になった。
しかしFreeBSD的にはもうひと手間が必要だ。virtual_ossコマンドによりbluetoothオーディオデバイスにアクセスするデバイスを作らないといけない。
FreeBSDのmanにも書いてあるが、下記のようなコマンドを投入する。
root# virtual_oss -C 2 -c 2 -r 48000 -b 16 -s 1024 -R /dev/null -P /dev/bluetooth/headset -d dsp
hw.snd.basename_clone: 0 -> 0
backend_bt: PSM=0x19

もし、ここでbackend_bt: PSM=0x19が繰り返されるようなら、hcsecdデーモンを再起動してみるとかもう一度virtual_ossコマンドを投入してみる、48000を44100に変えてみる、FreeBSDのbluetooth USBドングルを抜き差しして同じ手順を試してみるなどを行う。

 
終わったらお好きなメディアプレイヤーで、音声を再生してみよう。
multimedia/vlc は音声出力の切り換えが効くのでオススメ。
 
sysctl  hw.snd.default_unit=N とかでちまちまいじる方法もあるけど。

なんか書いた記憶あるなあと思ったら、だいたい書いていたらしい。
https://gnshy.blogspot.com/2020/03/hp-mini-1007tu.html


なお、HRN-525は使用開始1日で電源が切れっぱなしになってしまった。
お値段通りの性能である。


★参考
FreeBSD ハンドブック > 第21章 高度なネットワーク >  21.4. Bluetooth
https://docs.freebsd.org/ja/books/handbook/advanced-networking/#network-bluetooth
FreeBSD ハンドブック > 第7章 マルチメディア > 7.2.3. Bluetooth サウンドデバイスの設定 (virtual_oss)
https://docs.freebsd.org/ja/books/handbook/multimedia/
 
 
 


駅そば@JR東日本上野駅の爽亭

JR東日本上野駅プラットホーム、いくつだったか忘れたがプラットホーム上にある駅そば、爽亭。

少し前はラー油そばなど、攻めた雰囲気があった気がしたのだが、駅構内の蕎麦屋でも向かしながらなの醤油ラーメンやカレー、簡単な丼物であれば提供していく世の中になってしまったので、温かいそばうどんというだけでは客が足を止めてくれないのだろう。


冷し坦々そば490円とコロッケ120円、しめて610円。
冷し坦々そばはたぶん期間限定メニューのため、そのうちなくなる。


いわゆるTHE・駅そば。麺のボソボソさとある種の適当感が重要で、古びた何かがあるとなお良い雰囲気となるのだが、口にいれるものは美味しいに越したことはない。

JR東日本上野駅とはその昔は北行きの列車の始発駅であり、その役目は新幹線の始発駅となる東京駅や品川駅に取られてはしまったものの、在来線の乗り換えだけであればこの駅でもできなくはない。見世物がパンダで有名な動物園と日本最高学府の赤門ぐらいで正直将来が気になる駅でもある。

東京都千代田区神田佐久間町の青島食堂秋葉原店


埼玉県さいたま市岩槻区にあるオランダ軒もそうだったが、生姜そばの看板は濃い目の色板に文字を書くというスタイルらしい。新潟県長岡市在住経験のある幾人の方にオランダ軒の話をしたところ、青島食堂にも行ってみるといいかもしれないとアドバイスを受けた。青島食堂は長岡市の宮内駅近辺を中心とし、新潟県内では新潟市街にも進出しており、県外では秋葉原店のみだ。



これはとある日曜日降雨時の12:30の写真だが、割りと並んでいる印象はない。コロナ禍というのもあるのだが、秋葉原駅昭和通り口から600m程度歩かなければならないので、ラーメン好きでありここまで荷物を担いで外神田から歩いてくるような人はいないということである。ちなみに右手にカラーコーンが立っているが、列がそこまで達するようならそこからUターンして並ぶらしい。これが置いてあるということはそういう時間があったわけで並ぶときは並ぶのだろう。


青島チャーシュー900円。チャーシューがないメニューもあり、大盛りもできる。食券制だが、食券を買うと同時に店員の呼び掛けに応じて買った食券をその場で見せる必要がある。(呼び掛ける人は厨房にいるのに見えるらしい。視力が良い人みたいだ)

そしていただいた結果だが、第一印象は旭川のよし乃と同じ雪国スタイル。雪国のラーメンはラードなどの油分でスープと空気との接触を抑えてスープの温度を保つ特徴があり、そのため湯気が出にくい。また、スープが濃い目で飲みきるには間違いなく水分か味変できる何かが必要だ。
残念なことにいただいたタイミングは真夏の蒸し暑い時期だったのでこのラーメンとは恐ろしく相性が悪かった。生姜そばの生姜の部分は醤油の味が濃いめであり感じづらいのも難しいところだと感じた。

今回は季節が良くなかった。とりあえず寒い冬にリトライだろう。もしくは肌寒さのある夜に来店してみるとか。アドバイスいただいた方々に感想を報告するのは冬まで待っていただくことにした。


場所
青島食堂 秋葉原店
35°41'50.9"N 139°46'44.0"E
青島食堂 ホームページ
http://www.aoshima-ramen.co.jp/

鉄道旅@ダブルデッカー車で下側に乗ると

この記事は

 2019年(令和元年)10月に発生した台風が原因でJR東日本所属のE7かがやき/はくたか編成新幹線車両が水没、不足した車両の代走のため予定より若干運用時間が長くなったものの、新幹線JR東日本E4系が2021年10月末を持って引退するという。この新幹線は座席が1F/2Fと分かれている構造で、バブル景気と呼ばれる時代に首都圏へ仕事に出かける長距離客の輸送量増加のために作られたらしい。このE4型新幹線も新潟に仕事があった際によく乗っていたのでお別れ乗車とかは特に考えてないし、撮り鉄でもないので撮りにいくこともない。なんだかんだで北海道やJR西日本北陸ルートで活躍しそうな気がしないでもない。知らんけども。

 で、そんなE4系新幹線が引退してもダブルデッカー車は関東圏からいなくなるわけではなく、JR在来線でも乗ることができて、例えば湘南新宿ラインや東京上野ラインを構成する一部東海道線や横須賀線、高崎線、宇都宮線ではグリーン車として乗車することができる。


 普通なら景色を遠く見渡せるので、それを楽しむために二階席に行くものだが、鉄オタ的には一階席なんじゃないでしょうかという話。線路や車体下部構造、レールを走る音。駆動車ではなさそうなので直にモーターの振動を感じることはできないが、グリーン車の目的からすればまあそれはそれでオッケーみたいなところはある。


 これだけ低い。うまくいけば停車中の電車の下、台車構造をよく観察できると思うが、どうなんだろう?



 …普通に鉄博に行けばいいか。ちなみに夕方以降に乗ると炭酸系缶飲料の開口音と共にチーズ鱈やスルメ、アルコールの臭いが漂ってくるのであまりオススメはしない。早朝ではハイキングに行く旅行者でワイワイしているのでやっぱり昼間から日が暮れる頃なんでしょう。


 山形新幹線E3系はらしくない新幹線のカラーリングゆえに、結構乗る新幹線なのだが、たまたま上野駅から下る方向で見られたので写真をば、だがKONOZAMAだよ…
 同じく、川崎→品川で品川到着前は京急本線をアンダーパスするのでうまく時間を合わせれば下から撮ることもできる。
 二階席から見てると景色以外に見所がないので、一階席のほうが色々目移りするヒトには良い場所に違いないでしょう。でも私はこの場でしか人には薦めませんけども。

更新

2023/01/09 全体的な校正
2021/08/09 作成

スパイス補給@マジックスパイス下北沢

スパイス補給にマジックスパイス下北沢店。

この系列に通い始めてもう二年めになるんだろうか。初めてとある道民に連れられて札幌本店でチキン+チキンベース+涅槃を戴いてから、虚空を目指すようになり、そして札幌本店、名古屋大須、東京下北沢、大阪なにわと全四店舗回った。
最寄りのマジスパは下北沢なので必要な場合は下北沢に行くことが多い。自分がある程度予定が立てられる旅であればほぼ必ず立ち寄るほどのスープカレー屋だ。


基本のオーダーの順は、①主の具材、②スープのベース、③辛さ、④トッピング、⑤サイドメニューの順となる。
①主となる具材はチキン、ポーク角煮、ハンバーグ、ビーフ、モモ(ネパール餃子)、キーマビーンなどから選ぶ(上の写真はクリックすることで拡大できるので詳しくは中央下部参照)が、これは店ごとに特徴があるのでそこはノリと勢いと店員にアドバイスを求めることでなんとかなる。迷ったらとりあえずチキンだろう(一番安いし食べごたえがある)。
②スープはチキンとトマトの二つから選べるが、その時必要な元気で選べばいいだろう。甲乙つけがたい。
そこから覚醒-瞑想-悶絶-涅槃-極楽-天空-虚空 の③辛さ(右に行くほど辛さ、コク、使用食材が増える)を選んでいく。このマジックスパイスのことを歌ったJAM Projectの某曲の歌詞にあるように虚空の先に水瓶座が見えることもあるらしいが私は見たことがない。実際、虚空の後ろに50や100などの数値がついていることが多いがそれが水瓶座とどう関係あるかは不明だ。
また、④トッピングはこれは何回か来て色々試すのがいいと思う。初回ならむしろなにもトッピングしない方がいい。品揃えは店舗によりけりだがほとんどのトッピングはスープの味にそれほど影響しない。ただしやアラヨットナット(納豆)は味破壊に繋がる恐れがあり好みだろう。⑤サイドメニューは涅槃以上の辛さにトライするなら泰山ピクルスとラッシーはあった方が安全。

店員が時々言う謎の言葉はタイ語から来ている模様。(そもそもチキンベースの大元、ソトアヤム自体がタイ語)これも何度か通えばすぐ覚えられると思う。


今回は下記の通り。
スープカレーは①キーマビーン + ②トマトベース + ③虚空 + ④麻の実x2 + ④CBD(MCT OIL) x2 + ④ロールキャベツx1
サイドメニューは⑤泰山ピクルスと⑤ヘンプラッシー。途中から麻炭コーヒーも追加。
完全に大麻(おおあさ)シフト。許可なく栽培したり花穂や葉を使って何かする、有名どころでは乾燥させて粉末にして炙りながら吸うのはダメだが、茎や種子であれば調理して食べるのはOK、そう言う一面を持つ大麻なのだが、北海道では自生しているという(採って食べるよりは加工したりそのまま焼き捨てたりする話を聴くことが多い)。元々栄養価は高いので特にこだわりがなければ麻の実はオススメ。CBDは今回期間限定だったので適当に追加した。これも茎や種子から抽出した大麻由来のものだという。
泰山ピクルス(たいざんピクルス)は、どんな辛さを選んでその辛さに耐えられなくなっても一時的に口のなかをクリアにできる一品なので、自信がなければ同時に頼んでおくといいだろう。ほぼ最速ででてくるためにお通しがわりに最初に全て食べてしまうと泣きを見る。



途中から追加した麻炭コーヒー。飲んだときに舌に残るコーヒーの粉の感覚も含め、結構好き。
同行者に薦めると思ったより美味しいといい、翌日トイレとお友達になった報告が来る。だが確かにスッキリするとも言うので翌日日程に余裕があれば飲んでみるのがよろしいかと。

MCTオイルとココナッツギー(グラスフェットバター)を加えているという。テカりはバターか? 個人的にはスープカレーと一緒に頼んで熱々から温くなった状態に変わりつつあるときが飲みごろ。残念なことにネコジタ。


カレーといいつつガラムマサラ感が全く感じられないので、スーパーで売られているようかカレーという先入観を持っている場合は、これはスープカレーなのか?と疑問符が付くかもしれない。人によっては薬膳だと評価されることもある。
私はカレーとスープカレーとマジックスパイスは別物、だがこれはあり、という判定だった。(ちなみに私はガラムマサラ感のあるスープカレーはほとんど食べないが、ガラムマサラ感のあるスープカレーをいただくときは花椒があれば追加していることが多い)

ラーメンは一年おきでもいいけど、マジスパは月一欲しい。
ぶっちゃけ一日一食マジスパが良いんだが、好みのまま気分のままにトッピングすると間違いなく4000円を超えるので、お財布的にはあまり優しくはない。しかし4000円分の価値は感じる。ちなみにチキン+チキンベース+涅槃で1500円程度。最安値の覚醒なら1200円まで落とせるが、人によってはただの野菜スープになりかねないのでやっぱり涅槃までは必要だろう。(覚醒でもスパイスは入っているので、念のため)


見れば見るほど怪しげなレストランではあるが、日常にある非日常の空間を体感できる、そういうノリをあえて楽しむ感覚があると楽しい場所かもしれない。



☆メモ
マジックスパイスホームページ
http://www.magicspice.net/
マジックスパイスホームページ内の下北沢店の店舗情報
http://www.magicspice.net/2013shop/2013tokyo/index.html
Magical Mystery Spice 〜マジスパのテーマ〜/JAM Project
https://www.youtube.com/watch?v=EodzVFdKpPg
虚空戦士マジスパイダー(LIVE)/風雅なおと
https://www.youtube.com/watch?v=421A_qhf1kU

バイク旅@山の駅 御池(福島県側尾瀬口)

山の駅御池。福島県側の尾瀬の出入口。

売店も備える。簡易なジャンパーやジュース・アイスなど、長期保存可能食料など。一応お土産も売っている。食堂もあったようだが2020年から続くコロナ禍の影響で休業状態みたい。下記の写真では見分けづらいが右側手前の建物が総合受付、その裏手の大きな建物が売店・レストラン。左の建物は宿らしい。よく確認しなかった。
ここが道の駅ではなく山の駅と呼称しているのは、既に南会津郡檜枝岐村には道の駅檜枝岐が存在していたからだと思われる。道の駅は市町村に一つという決まりがあったようななかったような気がするので、尾瀬の入口にもそういう施設を作ってみようとなったときには道の駅として国土交通省には認めてもらえなかったんだろうと想像。そもそも街の中心から遠いのもある。こういった類には川の駅だとか海の駅だとかそういう名前がついていることが多い。(市町村合併前に作られた場合は複数ある場合もある。)
GPSの座標とGoogle MapのURL位置。できれば無料といえどAPI変更等により見れなくなる恐れのある商用系サービスのデータはあまり使いたくはないが、Android等の利便性を考えるとGoogle Map一択となる。某Y社さんのマップはAPI変更で無事死亡した経験があるので使用しない。
36.983600°N 139.304660°E
http://maps.google.com/maps?q=36.9836%2C139.30467


路線バスもある、これはたぶん会津バス。登山客を最寄り駅まで運んだり運ばなかったり。北海道の鉄道のように新鮮な空気や猿・狐・熊を運んでいるということはなかった。

時刻表。(クリックで拡大)

見にくいが尾瀬の方向に通じる道路には遮断器が降りている。一応福島県道1号ということになっているはずだが、尾瀬には許可されたEVバスしか出入りできない。

実際のバスはこんな感じ。


熊来訪もあるとのこと。登山はレジャー。自衛隊や警察が見守ってくれてるわけではなくあくまでも自衛が必要。

自家用車を使ってここまで来た場合はガソリン・ディーゼル・電気問わず駐車料金は必要だが、バイクは駐車料金不要。バイクの場合はハイキングよりはもっぱらツーリングの休憩だろう。


アイスと米糀の甘酒で疲労回復を図る。どこかで書いてあったが、甘酒も米糀(コメコウジ)のものは発酵するにあたってアルコールは発生しないので、帰りにドライブする方でも飲める一品。酒糀の場合はアルコール発酵してしまうため飲んでから運転すると酒気帯びで捕まります。


周辺マップの記載はあれど、自家用車でのツーリングよりハイキング客のほうが多いことからそういう人を中心とした地図となっている。自家用車で関東圏に辿り着くにはこの地図では足りず、まだ道のりは遠く先。

バイク旅@スマホ2台を60km/hで地面に激突させると壊れる(Umidigi Power 3、Covia g07+)

道の駅たじま。日光市の日光東照宮あたりから山形県南部の米沢までを繋ぐ国道121号線にその道の駅は存在する。国道352号線をセロー250と共に抜けてきた疲れを癒し、明日の用事に繋げようとしていたときの話である。写真は道の駅たじまのクルマ屋台で買ったそばなのだが、名前は覚えていない。ただ海苔付きの団子が食いたいというのと温かいものが欲しいという欲求に任せ、それに合致するそばをオーダーしたまでである。いくらかも覚えていない。

食欲を満たし、出すものをだし、積み荷を確認し、乗車してさあ出発となったときに、いつものところにいつもの感触がないことに気づいた。2つとも6インチは超えるもの、勘違いなわけがなく、一度積んだ荷物をほどき、ポケットというポケットをひっくり返し、屋台のテーブルからトイレまで確認したが、どこにもない。

最期の頼み綱、Androidで電源が入っていれば"端末を探す"機能が応答するはず、だったのだが。音を鳴らすも反応せず、通信範囲外なのかデバイスの位置が特定できず。

時刻は既に16時を回っており、今から南下しなければ明るいうちに帰ることはできない。しかしながら落としたスマホはこれまで付き合いのあった方々の連絡先が詰まっている個人情報の塊である。自己原因によるデータの消失なら頭を下げてもう一度教えてもらえば済む話だが、今はただ赤の他人に渡ることが何より恐ろしい。

最悪本日の出発地である新潟県長岡市まで戻ることになっても初夏の関越自動車道は夕方以外は比較的路面状態が良いことを知っていたので、夜間走行でも問題ない。結果、来た道を引き返すことに決めた。

国道352号線を使った区間は121号と400号の並走区間の合流地点から新潟県魚沼市小出まで。だいたい140km。セローに取り付けたLEDヘッドライトが路上に転がっているはずのスマホを照らしてくれるはずだ。

国道352号線は酷道として有名だが、それは新潟県側での話であり、より具体的には福島新潟県境から枝折峠付近が最も酷いとされている。しかしながら新潟県魚沼市小出までの話でそれ以西、もちろん福島県以東もちゃんと整備されている。自家用車でバイク・軽車両でないなら途中から新潟県道50号(奥只見シルバーライン)という道路が整備されているのでそちらを使うほうが安心だろう。

ちょっとだけ会津田島の街の方へ走り、普段は目もくれないENEOSでレギュラーガソリンを満タン給油、これも閉店ギリギリで来るものだからブツブツ言われたが気にしない。ここから新潟県まで対向車線に眼を凝らしながら走ることになる。地面を照らしてくれている太陽がみえる間にどこまで行けるか、確認できるかが鍵になるだろう。

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福島県南会津郡檜枝岐村。檜枝岐と書いてヒノエマタと読む。尾瀬といえば群馬県片品村を思い出すが、福島県側の入口はこの檜枝岐村に存在する(より具体的には新潟県魚沼市にも引っかかるが、こちらは大きな入口がない)。現在は路線バスや尾瀬のハイキングルートの一部をEVバスでパスすることができる山の駅 御池(ミイケ)として機能している。とりあえずは道の駅たじまの前で休憩した山の駅御池での捜索をするため、来た道を戻る。

緩やかな平地を抜け、集落の細くなった路地を抜け、トンネルを抜け、トンネル内捜索のため二度往復し、落ちているものを識別できなければ戻って確認し、小さな田園を抜ければそこから先は人里もまばらな場所を抜け新潟県まで続く山道となる。最悪は洗い越しに落下か、と考えていた瞬間、2つの捜し物は道路の真ん中で、数々のクルマに踏み付けられながらも回収を待っていてくれた。

後続車を確認、なし。セロー250のハザードランプを点火し、道路真ん中で停車。即座にスマホ2台、カバー等の残留物を回収し歩道へ退避。その直後猛スピードで迫ってきた地元ナンバーの車両に両腕で注意を促しつつ、セローを歩道へ退避させた。その一部始終はいつの間にかにいた軽トラのオジサマが見守っていたが、全てのクルマが走り去った後、オジサマも山道方面へと走り去った。後ほどサービスエリアマップで電波状態を確認してみた所、docomoもauも圏外であった。

他人の手に渡らず、かつ自力回収はしてホッと一息だが、自分自身もまた家に無事帰らなければ意味がない。スマホの状態は気になるが、一目でデータ回収ができればマシレベルであるのは理解したので、家に帰ってから全ての対処をすることにした。バッテリーが破裂するだとかは全く考えなかった。その後は一般道で帰るルートは取り止め、国道400号経由で西那須野のあたりから東北道を使い、なんとか帰宅できた。

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さて、寝る間も惜しんで検分である。

裏面はきれいなもんである。とはいえ落下の衝撃で筐体を構成するフレームはボコボコ。Umidigi Power3に至っては自慢のカメラがレンズ破壊状態で、明らかに使える気配がしない。g07+についてもスイッチ類はクリック感はあっても全く動作しない。(IMEI番号が記載されているため一部箇所にぼかしを入れている)


そして表面。画面が割れたまま使うと指に切り傷ができると聴いたことがあるが、その通りであった。恐らく2台は重なりあったまま60km/hで走行中の車体から落下し、Umidigi Power3から先に落着したのだろう。g07+がUmidigi Power3よりダメージが少ないのは、道路センターライン上に収まったという事情もあるかもしれない。どうにしろUmidigi Power3の方は多少照度センサーに反応して画面を点灯させようとする動きを見せるも意味がなく、Covia g07+はそもそもスイッチ故障と画面浮きで照明の点灯もしなかった。結局SIMカードとmicroSDのみを回収し、あとはリチウムイオンバッテリーの消耗を待って完全破棄とする見込みである。
Umidigi Power3に関しては一年持たず。g07+は3年は共にしてきた。双方ともdocomo 3Gとau 3G延命のために買ったスマホであり、g07+は十分に役目を果たし、Umidigi Power3は道半ばで役目を終えることとなった。


モノとの別れはいつ来るかわからないもので、愛着が湧いてしまうものほど別れは辛い。今回の場合はもうそろそろお役目御免になることや、本運用前であったことで経済的損失と個人情報のデータ損失で済んだが、経済的損失はともかく、データについては2021年となってはパソコンさえあれば誰でも覗き見ることができる時代なので、拾われてから回収される事態にはならなくてよかったと思っている。
もちろん拾ってもらった際、親切はありがたく受け取り、またお礼をさせていただくと共に、機密性が失われたことについて後悔することになるのである。

私はそういうめんどくさい一面を持っている。

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